桜美林大学大学院 老年学研究科 同窓会

お世話になった先生

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お世話になった先生のご紹介

柴田 博 先生
(しばた ひろし,Hiroshi Shibata)

職位
名誉教授
講義科目
老年学特論、老年栄養学
業績
原著 219、総説 230、単著・編著 63、分担執筆 155
趣味
声楽
メッセージ
学際的老年学の学位を出せるのは、日本では2002年にスタートした桜美林大学の大学院しかありません。中国、韓国にもまだありません。学際的老年学をアジア全体に広めるよう頑張っていただきたいと思います。

野尻 雅美 先生
(のじり まさみ, Masami Nojiri)

職位
元教授、2002年~2007年在任、2007年定年退任
主な担当科目
老年学、疫学、保健学(QOLプロモーション)などの特論でした。
現職
介護老人保健施設ヴィラフォーレスタ(森の家)施設長、獨協医科大学臨床教授(地域医療)、千葉大学名誉教授、日本健康医学会名誉理事長
メッセージ
野尻ゼミは後期課程2人、前期課程10人前後の小さなゼミです。幅広い活動を展開し、毎年、その一部をポスターで報告させていただいています。私が消えましても、院生方は活躍しています。くれぐれも野尻ゼミをお忘れなく、柴同窓会長さん、よろしくお願いします。
退任後より現在まで、介護老人保健施設の医師をしています。桜美林で院生たちと学んだ老年学の理論を実践し、楽しく老々ケアをしています。まもなく84歳になり、認知力の低下が目立つようになり、身軽になることを考えています。
桜美林の退任講演で「QOL座標」を「論」として提示、杉澤教授から「理論」ですねと評価をいただき、気をよくして、その後の13年間に実践しながらバージョンアップを重ね、2019年に日本健康医学会の特別セッションで「QOL座標理論」として講演しました。下記、論説2編が学会誌に掲載されました。感謝です。
 論説:QOL座標理論の基礎と展開、新しいQOD概念へ、日健医誌28(2)、2019
 論説:「QOL座標理論」補遺、スピリチュアリティ論考、日健医誌29(1)、2020

直井 道子 先生
(なおい みちこ, Michiko Naoi)

メッセージ
私が1972年東京都老人総合研究所(現在の長寿研)に20歳代後半で就職したとき、周囲からは「若いのに老人研究?」と憐れむように言われたり、「お嫁さんになる条件としてはいいね。」などと見当違いの感想を言われたりした。
それから50年近くたって、今や高齢者研究は時代の花形ともいえ、老年学という言葉も一般的に通用している。
そして、それぞれの領域での研究が進む一方で、高齢者を身体的側面、心理的側面、社会的側面などを併せ持った存在としてみるという視点はますます重要になってきた。「老年学」という言葉はそれを思い起こさせてくれるという意味で大切にしたい。そのためにも今後「老年学研究科」のますますの発展を願うものである。

白澤 政和 先生
(しらさわ まさかず,Masakazu Shirasawa)

所属学系
自然科学系
教育組織
老年学研究科
職位
元教授
主な担当講義科目
老年社会福祉論、高齢者ケアマネジメント論、高齢者ケア論、介護保険論
現職
国際医療福祉大学大学院 教授
主な著書・論文
『ケアマネジメントの本質―生活支援のあり方と実践方法―』中央法規出版、pp.1~473、2018年、『認知症のある人のケアプラン作成のポイント』pp.1~400、白澤政和編著、ワールドプランニング、2018年
趣味・特技
野菜づくり、今年は水茄子(大阪泉州の特産)をつくるのに成功しました。バジルからジェノベーゼをつくりが得意です。
メッセージ
8年間お世話になりました。楽しく研究と教育ができました。特に大学院の教育のため、研究と教育が一体的にできたことが、教員冥利につきます。定年の一里塚として、少しまとまった著書の刊行を準備しています。

芳賀 博 先生
(はが ひろし,Hiroshi Haga)

所属学系
自然科学系
教育組織
大学院老年学研究科
職位
元教授
主な担当講義科目
老年ヘルスプロモーション特論 老年保健学演習 老年疫学特論
主な著書・論文等
芳賀博(共著)、『高齢社会のアクションリサーチ-新たなコミュニティ創りをめざして-』、東京大学出版会(2015)
芳賀博(共著)、『保健福祉学‐当事者主体のシステム科学の構築と実践‐』、北大路書房、42~51(2015)
芳賀博、地域におけるアクションリサーチへの期待、老年社会科学、357-362、38巻3号(2016)
芳賀博、住民主体の社会参加を通じた健康なまちづくり、生きがい研究、4-19、24号(2018)
趣味・特技
スポーツ観戦(なんでも)
メッセージ
この3月末(2019年度)をもちまして定年退職となりました。大変お世話になりました。新型感染症の拡大に伴い学位記授与式を始め、あらゆるイベントが中止になり皆さんにご挨拶する機会を持てなかったことを残念に思っています。
老年学研究科は学生さんの年齢や、経歴、専門性も様々であり授業や研究指導においては、新鮮な刺激を沢山いただき、学びの多い13年間でした。また、ゆったりとした教育環境の中で教育・研究に専念することもできました。心より御礼申し上げます。
今後は、佐久大学大学院看護学研究科の客員教授として少しばかり教育のお手伝いをしながら、研究面ではアクションリサーチ(参加型行動研究)による高齢社会の課題解決につながる実践研究をもう少し追求してみたいと考えております。同窓生の皆さんの中には、現場での実践活動を研究に繋げたいと望んでおられる方も多いと思います。その進め方等において困っていることがあれば、遠慮なくお声がけください。微力ではありますがお手伝いさせていただきます。

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